周囲4km、人口およそ500人。海岸から山へと2〜3階建ての家々がひしめき合う保戸島は、明治の昔からマグロ漁とともに生きてきた島です。津久見港から旅客船でわずか25分、日常から一番近い離島へ。
保戸島は津久見港から約14km、豊後水道に浮かぶ小さな島です。平地がほとんどなく、海岸から山への急な傾斜面に3〜4階建ての住宅がひしめき合う独特の景観から、「日本の地中海」とも称されます。家と家の間を縫う細い路地や階段は複雑に入り組み、まるで巨大な迷路のよう。歩くだけで発見のある集落です。
明治中頃に始まった遠洋マグロ漁業の拠点として全国に知られ、現在も日本各地へマグロを水揚げする漁船の基地となっています。その漁村としての歴史・文化・景観は、水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」(2022年2月選定)にも選ばれました。
陸路と海路、2つの乗り継ぎで保戸島へたどり着きます。
JR日豊本線で約1時間。津久見駅から津久見港までは徒歩圏内です。
車の場合は津久見ICから約10分。津久見港には無料駐車場があります。
「マリンスター」または「ニューやま2号」で約25分。1日6往復、保戸島港へ直接到着します。
階段と細い路地が幾重にも重なる集落は、歩くたびに違う景色を見せる巨大な迷路。地中海の港町にも例えられる眺めです。
おおいたグルメグランプリを2年連続で金賞受賞した、島の魚を使った郷土丼。保戸島ならではの味わいです。
島民有志の手で復興された伝統銘菓。素朴な甘さに、島の歴史が詰まっています。
遠洋マグロ漁業の島らしく、新鮮なマグロを使った料理が味わえる店も。訪問前に営業状況の確認がおすすめです。
空き家を改装したゲストハウス。名前は、かつて漁具の浮きとして使われていたガラス製の「玉(びんだま)」に由来します。
都会の喧騒を離れたオアシスとして、旅の拠点にも研修の場にも。船着き場から徒歩1分の好立地です。
人口減少が進む保戸島で、島民有志による活動が続いています。
休憩所の設置や出店での飲食提供など、島民が力を合わせて夏の行事を支えています。
島のシンボルである遠見山の清掃活動や、島の未来につながる婚活事業にも積極的に取り組んでいます。
災害時の備えと新たな産業の可能性として、蓄電池等を活用した漁港マイクログリッドの構想が地域で検討されています。